皆様はNHKの大河ドラマをご覧になっていますか。
今は源頼朝から北条義時までの時代を、頼朝と北条政子の結婚を機に、
政子の弟、義時の運命の変遷を三谷幸喜の脚本で、ドラマチックに描いています。
頼朝が鎌倉殿となり、また頼朝亡き後、義時が執権として権力を
掌握してからも、何人もの有望な御家人が殺害されています。
あれはひどい、全部大泉のせい(源頼朝を大泉洋が演じる)など、
ネット上をいろいろと騒がしたようです。
私は、(あれは現在の組織でも同じではないか)と思いました。
たしかに殺害などはありえませんが、権力を持っている人は、
下の人が優秀であればあるほど、疎ましく思うのではないだろうか、
いろいろな理由をつけて、その人を悪者にして、組織から追放・排除していくのではないだろうか、
と思いました。
権力を持っている人の本音は(自分の思うように動いてくれれば、それで良いのだ!)
と考えているのではないだろうか、、、、
(自分の「子分」が欲しいだけなのだと・・・)
権力・優越意識には魔力があり、この魔力に取りつかれた人は、
なかなか「普通の(フラットな)」感性に戻ることは難しいように思います。
現在は多様性の時代です。お互いがお互いの違いを認め合い、尊重し合う時代です。
上下の関係ではなく、横の関係の中で、
それぞれの立場・役割で、それぞれ各人の力を100%発揮することが、
社会全体の利益になると思います。
とても難しいことですが、チャレンジしていかなければと思います。